新しい出会い神戸で建築の仕事についた。設計の仕事をしたかったが、先生に相談すると まず 現場を見たほうが 良い図面が書けると アドバイスをもらった。 はじめは もう一人の新入社員の人と 近くのアパートで生活していたが、一人暮らしのほうが 気が楽なので 住吉にアパートをさがしてもらった。アパートの名前は 白雲荘。 一人暮らしも 少し慣れた頃 夜8:00に 30代くらいの女性がたずねてきた。また何を売りに来たのだろうと思った。手相や生年月日から いろいろと当ててくる。なるほど よく当たっていた。 名前を見てあげましょうと言うので みてもらった。一言「あなたには 女性の恨みが 付いている。」 唖然とした。いままで あの中学生の時以来 誰にも 喋っていない 秘密の内容を 言い当てた。 どしたら 女性の恨みから 解放されるのか 聞いてみた。そうしたら 「真理を学びなさい。後日 連絡します。」と言って帰って行った。 夢か幻か 今のは 何だったのだろう。数日が過ぎた頃 その女性が訪ねて来た。近くに 学ぶ所があるらしい。「一緒にいきましょう。車に乗ってください。」 一緒に付いていった。 5分くらいで着いた。普通の文化アパートの2階の部屋だった。入ると5・6人の人がいて 何やらビデオを見ていた。明るくて お菓子も出してくれて 居心地が良かった。 ビデオの講義を聴きながら むかし 漫画で 『バベル2世』というのがあって 主人公が砂に埋もれた バベルの塔におびき寄せられ このように ビデオで人類歴史を 学びながら 与えられた3匹の怪獣と共に 悪をやっつけるという内容を思い出していた。 「こ、これは 凄い。」とビデオの内容に驚いた。 ここから 新しい人生が はじまっていった。 |